はじめに
finnoがGoogleスプレッドシートでワークフローの自動化をサポートするには、ユーザーに代わってさまざまな操作を行うためのアクセス許可が必要です。初回インストール時には、以下のようなアクセス許可の確認画面が表示されます。
本ガイドでは、それぞれのアクセス権限が必要な理由についてご説明します。
Google スプレッドシートのすべてのスプレッドシートの参照、編集、作成、削除
finnoでは、ユーザーが作成するレポートの生成や更新を行うため、スプレッドシートへの編集権限が必要です。これらの処理を正確かつ効率的に行うには、Google Sheets APIの利用が不可欠です。この権限がない場合、finnoが提供する自動レポート作成や更新機能を利用することができません。
なお、このアクセスはfinnoを有効にしたスプレッドシート内に限って使用されます。さらに、その中でもfinnoが自動生成したシートのみに影響し、ユーザーが作成したシートを編集・削除することは一切ありませんのでご安心ください。
外部サービスへの接続
この権限により、finnoはスプレッドシート以外の外部サービスと安全に通信できるようになります。具体的には以下の用途で使用されます:
finnoのバックエンドAPI:ユーザー認証やfreee会計との連携を行うため。
Posthog:サービスの安定的な運用と改善を目的として、ユーザーの機能利用状況や発生したエラー情報を匿名で収集・分析するために使用されます
自分がいないときにこのアプリケーションを実行できるようにします
finnoの主要機能のひとつが、レポートの自動更新です。例えば、以下のような設定が可能です:
スプレッドシートを開いたときに自動更新
毎時1回の自動更新
指定した時間帯に毎日更新
これらの自動化を実現するためには、ユーザーが操作していない時でもfinnoが動作できるように、この権限が必要となります。
Google アプリケーション内のプロンプトとサイドバーで、サードパーティのウェブコンテンツを表示、実行します
finnoでは、Googleスプレッドシート内のサイドシートを通じて、freee会計との接続、レポートの作成や管理が可能です。このユーザーインターフェースを提供するためには、Google Apps内でサードパーティのウェブコンテンツを表示するための権限が必要です。この機能がなければ、finnoをスプレッドシート内で操作することができません。
